本当に思いが入っているのに、入ってない素振りをするところが格好いいのかもわかんないですね。
これは高倉健の本に出てくる一文で
すごく心に残ったから
メモに残してた
四年前に読んだのにこの一文だけは鮮明なままだ
高倉健のことはあんまり分からないけど
硬派中の硬派
物質でいうとダイヤモンドくらい硬い人のイメージ
そんな人が
そういうことをいうと
やっぱ人情に溢れててかっこいい
その一文はやっぱり
人として大事な部分が詰まってるような
人に想いを込めて、親切にして
気がつかれること
気がつかれないこと
って大きな違いがあると思う
むしろ真逆のベクトルかもしれない
親切にする→気がつかれる→感謝される
親切にする→気がつかれない→感謝されない
前者は自分に返ってくるけど
後者は自分には全く返ってこない
なぜ人に親切にするのか、優しくするのか
少しでも感謝されたいと思っちゃうのと
本当にその人が良くなればいいとその人のためのことだけを思ってるのは
やっぱり全然違うよな
自分のためと相手のため
同じ行動でも目的が真逆になってしまう
少しでも気がついて欲しくて
見える優しさを出していく自分のしょうもなさを嘆く
自分は気がつかれなくても構わないと言った行動を取っていきたい
だけど、気がつかれないように隠された好意に気がつけるような繊細な人間になっていきたい
いうのは簡単だけどね
考えるだけで至難の業である