山鉾巡行の前々日と前日に当たる宵々山と宵山はたぶん当日より人が多い。
そして何より、夜に四条通りが歩行者天国になることでお祭り感が最大に出てくる。
自分を含めた祇園祭ガチ勢じゃない人にとっては、たぶんその人混みやお祭り感を味わうために、街へ繰り出す。
京都感MAXの鉾をみながら、人口密度がパンパンになっているところをちょこちょこと歩く。
いったい何を楽しみに来てるんだろう。
いったいどう言う風に楽しんだら良いのだろう。
ただ、地方出身の自分にとっては祇園祭にいると言う事実だけで満足だし、これからの人生で京都にいるとは限らないからとりあえず行っとく。
と言うのが楽しみ方だった。
それでいいんだと思う。
本来の意味合いで言ったら、歩行者天国になる宵山は前夜祭にすぎず、本祭は山鉾巡行なのである。
でも、準備の方が、メインイベントより楽しいことはあるあるだと思う。
学祭、修学旅行の準備とか。
行く前のワクワク感の方が自分は好きだ。
たぶん、1番の楽しみが先に置かれていると言う安心感や期待感があるから、思いっきり楽しめるのかな考えた。
終わりが見えてしまうと、それが終わった時の切なさや寂しさを感じて、なんとなく悲しい気持ちになってしまう性格である。
そうだ、後夜祭があれば、本祭を本祭として楽しめるではないか!
あーあー楽しみは退屈さあってのものってなんだかなぁ。