はんなりブログ

何者でもない人間の日常。気軽にコメントください。

こころ

 

夏目漱石のこころを読んでいるけど

めっちゃ面白いというか

この面白さがわかる自分に陶酔してるわけじゃないけど

なんかいいなーって思う

 

ただそれだけ

これをわかった気でいたり

実はこうとか、分析してしまうと

つまらないものになってくる気がする

 

こころの奥底で感じる

なにかを学んだようで、雲をつかむようにまたその学びがどこかへ行ってしまったり

理解できたようで、実は理解できてなかったりするこのちょっとしたもどかしさを

感じること自体がいいんだろう

 

型に当てはめてもそれは自分の型だけで

どこに心打たれるかは人それぞれ違うんだろうな

 

なんか面白いし、

読んでいるうちに天才的発想というか

よく文字でここまで頭の中を体系的に表すことが出来るなと

圧倒的な差を感じさせる

 

差という言葉を使っていいのかどうか

同じ定規で自分と漱石の位置を図ろうとするところに

盲目が前面に押し出されている

 

計算力や論理的思考力はあったとしても

 

ストーリーの記憶力が著しく乏しい私はたぶん

吸収力がなくて、成長を見込めないのかな

 

わっからん