インターン用のメールボックスとバイト用のメールボックスには最近同じ数くらいのメールが来る。
ちょうど大学生と社会人の間をふらふらしているといったところか。
卵の殻を内側から破っているといったところか。
まぁそんな感じがしている。
もはやバイトのメール全く見ないで、開くだけ。
リクナビやマイナビから来るメールにもほとんど目を通さなくなった。
だんだんと目を通すのがめんどくさくなってきた。
こんなじぶんでも、一社だけ書類を通過し、インターンの面接が決まった。
出したのは一社だけだったから、百発百中だ。
正確には一発一中だ。
たぶん、単なる趣味でとっていた検定が目を引いたのだろうと思った。
なんでかと言うと、じぶんのエントリーシートは、すごいことなんて何1つ書いてないからだ。
しかも、データで送った写真だってミスで90°回転して横になっていた。
写真屋に行く前だったので、家の白壁をバックに自撮りしたやつを使った。
影がよく見える。
そして、シャツだって差し色入っているやつを送っていた。
倍率が高そうだったので、宝くじを買うような気待ちで送っていた。
駄目元だったので、少々のヘマや粗は気にしなかった。
でも、宝くじを当てたようだった。
急に現実を帯びてきた面接は、怖い。
エントリーシートに書いたことは邪道中の邪道中だったと思う。
趣味なんてない、志望理由も曖昧。
自己PRなんて、卑屈な雰囲気を醸し出していた。
友達に笑われた。
良くこれで通れたな、ES革命起こしてるやん。
でも、それがじぶんだった。
それが正直なじぶんだった。
それが、就職するにあたっていいか悪いかはわからないけれど
正直であることは自分にとっていいことだと思った。
面接の準備や気持ち作りもしないといけない。
周りの意識の高さに圧倒されることもある。
たぶん自分は上手くできない。
面接に対して苦手意識ができる。
でも自分を大きく見せようとせずに、自然体でいきたいな。
言うが易し。
あぁ、絶対むりだーーー。。