我が地元はカボスが名産といえば大体どの県か見当がつく
父方の実家の墓参りのために、アジとサバが有名な潮風がふく田舎町までいった
その帰りに、スーパーに寄って買い物をした
名産のカボスとはほとんどなじみがなかったけれど、焼酎に入れてみたいと思って
一袋買って帰った
大きめのグラスに、大きめにカットしたカボスをギュッと絞って放り込む
20°のいも焼酎を水で割って飲んだ
カボスはこんなにもすっきりするのかと
なんて飲みやすくなるんだとちょっとばかりの発見が嬉しい
間違いなくありきたりな飲み方なんだけれど
自分の好きな飲み方、この飲み方に落ち着きそうだなって言う感じを掴んだことが
なんとなく嬉しい
自分がいつか居酒屋を開くなら
カボス焼酎を看板メニューに絶対しようと思った
あまりにも飲みやすいものだから
ちょっときつくなるくらいまで飲んでしまった
連日連夜のみに出かける自分を見て、母親はよく心配してくるくせに、家で飲むと、グラスをあけた瞬間にもう一杯飲む?と間髪入れずに聞いてきた