今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」
小さい頃、小学生低学年とかかなぁ。
ほんとのほんとにじいちゃんの家に行くのが嫌だった。
田舎の割と大きな家で、天井が高くて、木目がどろどろで怖かった。
両親は来なくて、姉と2人で1週間弱くらい、行くとしたら、海しかないところで過ごす。
そーいえば毎日、毎日海に行ってたけど、全然泳ぎは上手くならなかったなぁ。
口に口内炎ができたときは、海水でうがいするのが良いと、自分が起きる前に、じいちゃんが海まで行って、汲んできてくれていた。
中学、高校は運動部だったから、夏に行った記憶は全くない。多分ほんとに行ってなかったと思う。
じいちゃん、ばぁちゃんからすれば急に来なくなったもんだから、なんだから申し訳ない気が、振り返りながらしてきた。
大学に入ってから、行く機会が増えてきた。
まだ健在だけれども、今年80になったじいちゃんとあえるときに会いたい気持ちが強くなったからだ。
あんなに、行きたくなかったのに今は1番行きたがるようになった。
小さい頃は考えられなかった、自分で運転して、じいちゃんちまで行く。
廃校になった、母の母校を横目にして駐車する。
じいちゃんっ子だったんだなぁと、じいちゃんと話していて、実感する。
あんなに、行きたくなかったのに、今は進んで行くのは、
滅多にしない運転が出来るのと、小学生の自分が車酔いに耐えられなかった山道をトンネルが通って、行きやすくなったからに違いない。