2年に1回、ちょうど世界陸上と同じ周期で
読書欲がやってくる。
その期間もちょうど世界陸上と同じくらいの二週間前後である。
ちょうど、いま読書フェスが来ている。
読書で学んだ経験や知識やその時に浸った気持ちは、どんなことなあろうと盗まれることはない。
なんて素晴らしいのだ。
読書好きでもないから、読書について語ることはこの辺にしよう。
とにかく欲しい本があり、バイト前の時間に無理やり時間を作って本屋に立ち寄った。
……なんてことだ。
ぼくたちはみんな大人になれなかった
が置いてないなんて…。
胸を躍らせて本屋に行ったのはゲームの攻略本を探した、中学生以来だと思う。
最近の本屋さんは、資格や授業の参考書や過去問を買うために行っていた。
少ない時間で2件回ったにもかかわらず、宝探しは失敗に終わった。
なぜ読みたいか。
それは、すごい人がオススメしているから、
それだけである。
きっといい作品に違いない。
人も本も偶然の出会いを大切にするべきだ。
人や本で自分というものが作られていく。
偶然の出会いのはずなのに、それらで自分が彩られてくからそれが必然としか思えなくなっていく。
そんな感覚を、ビシバシと感じることのできるそんな作品であることを確信しながら、宝探しを続けたいと思う。