仲のいい友達2人とカラオケに行った。
2人はよく洋楽を歌う。
すらすら歌う。
つぎつぎ歌う
自分も洋楽は割と聴く。
メロディーはわかるが歌詞まで覚えてないがゆえ、実際にカラオケで歌うとなるとつまる。
ちなみに自分は歌詞を知らない曲で練習したことのない歌なら、ジョンレノンのイマジンくらい早さがちょうどいい。
それに比べ彼らは、ある程度の速さなら、たいていの曲は歌ってしまうのだ。
当然知識の量も違うので、若干蚊帳の外になりそうになる。
小手先の知識で、ついていく。
歌える曲を総動員して、機械に打ち込んでいく。何回も歌詞を見て覚えた数曲に頼る。
よく3人でカラオケに行くので、使い回しというのは知っている。
ワンダイレクションを歌っていたけれど、最近は歌わない。
いつの間にか自分の中でクビになっていた。
1960、70年代の歌もたくさん知っていた。
ビートルズやスティービーワンダー、マイケルジャクソン、ジャクソン5。
自分も知ってるけれど、ビートルズは数曲、マイケルに至ってはスリラーしか知らない。
ビートルズ縛りの時間があったときは、レットイットビーとヘイ・ジュードは自分が歌った。
自分。
浅い。
その言葉に尽きる。
自分は過去どんな風な時間の過ごし方をしてきたか少し考えてみた。
小学生の時は、友達とカードゲーム、家に帰るとポケモンをひたすら育てる。
中学生の時は、部活以外の時は間違いなくハンターだった。PSPのモンスターハンター2ndGにどはまりし、超一流ハンターをしていた。第一線から遠のいた今でも、腕は衰えてないくらいに、体に染みついている。
高校の時は、部活と勉強ばかりで、自由な時間がなかった。3年間常に時間に追われてた気がする。
大学に入ったら、暇があれば、寝ている。どうしようもない。
彼らの時間の過ごし方が違っている。こんなにもカラオケで違いを感じる。
彼らが洋楽をたくさん知っているように、自分はたくさんポケモンを知っているし、モンスターの狩り方を知っている。
自分のそれらの力を発揮する場所なんてどこにもないし、別にそれを発揮しようなんて微塵も思わないくらいしょぼいのだ。
彼らにとっては、ただの趣味で勝手に造詣が深くなっただけかもしれないが、素晴らしいものだと思った。
TIME IS LIFE
自分の人生はどんな時を過ごすのか。
前を見て考えよう。
あのビートルズもカラオケに入っているだけで250以上あった。その全部が全部ヒットしてるわけでもないし、それ以前にボツになったものたくさんあるはずだ。
自分も、とにかくかきつづけよう。
手を抜いてでも。