自分が暇ということがイヤでしかたなかった。
時間がたくさんあって、なんでもできるのに
何もしない自分は空っぽな人間だって。
自分は無個性だって思っていた。
過去形で書いたけれど、今も根本の部分は何1つ変わっていない。
みんないつ、したいことを見つけたの?
みんななんで、それを頑張ろうと思ったの?
それが不思議。
今まで、与えられたことしかしてこなかったし、それでいて、誰からも文句を言われたことなかったし、それでよかった。
じぶんのしたいことを見つける瞬間も時間も無いままここまでいきてきた。
社会や他人のせいにするつもりは1つもないけれど、サボり放題なのに、がむしゃらに生きて行くモチベーションはいったいどこを探せばあるんだろう。
みんないつか、自分がしたいことはこれじゃない。
もっとできることがあるはずだって。思ったりするのかな。
大学に入って、じぶんと向き合う時間がすごく多くなった。
今まで、考えなかったようなことをゆっくり考える。そして、飲む。
それが一番楽しいかもしれない。
本当はなにもしたくない。
なにもしない時間が1番好きなんだ。
誰の役にも立たないけれど、それが好きなんだから仕方がない。
そういう風に考えるようになった。
人の役に立つことで、人は稼ぐことができる、生きることができる。
じぶんの好きなことして生きて行くって言うのは、とてもワガママで、運のいいことだとおもった。