僕を見ないでくれ
個性や人間性というよくわからないもので
測らないでくれ
頑張ったことはなんですか?
あなた何色ですか?
趣味はなんですか?
自分を動物に例えるならなんですか?
尊敬する人は誰ですか?
そんな、角度から見ないでくれ
急に個性のぶつかり合いにさらされて
働くことは個性を活かすことなのか?
社会の歯車になりながら、どうにかこうにか
個性を押しつぶされないように
耐えるんじゃないのか?
わからない
自己分析をする
学生時代に興味をもったことは?
好きだったことは?
それはなんで?
そんな質問に答えられない自分
いや、答えたとしても
そこに浮き彫りになったことが
社会の役なんて立たないことを
薄々感づいているから
一歩も進まないんじゃないのか
そんな
大層な言い訳を長々して
自分のやる気のなさ、無力さをひた隠しにしている
なにもできない自分を、なにかできると思い込むためには
こんな方法しかないんだ