学校の特別学習とかで
南極の氷を見たことがある
何千年前か、何万年前かわからないけど
めちゃめちゃ昔の空気が入っている
解けた時のプチプチと立てる音を
先生はありがたいと言わんばかりに
聞き入っていた
まぁ、南極から来たことを考えれば
ありがたいんだろう
レアなんだろう
普段そんな機会なんて無いんだから
でも、そんなに神秘を感じるのか
実感できるのかと思った
イメージがしづらいことこの上ない
みえないし、よくわからないし
約1ヶ月下宿先を空けていた
その間に誰も出入りすることがないから
1ヶ月間も時は止まっていたはずだ
出発前ドタバタして今から
部屋の中で洗濯物も干しっぱなしで
生活感のあるまま
生活をしていなかった
換気扇はつけて出ていたが
どうだろう
空気がまずい
不味すぎる
1ヶ月の間、閉じ込もられた空気ですら気持ち悪いのに
何万年も閉じ込められた空気なんて
もう嫌になっちゃうことは運命なはずだ