文章も写真みたいなものなのかな
写真を撮ってその時の光景を思い出す
その時の感情とか音とか諸々の記憶をね
特別な時に写真を撮るけど
日常を写真に収めた方が後々見返した時には
面白いね
文章で思い出を残しておくこと
日常を残しておくことは
幼い自分を幼いままで
弱い自分を弱いままで
そこに留められるんだな
少しでも成長しちゃうとさ
大失敗まで肯定的に捉えようと
ポジティブになっちゃうでしょ
あの時は若かった
なんて言ってしまうけど
本当は良くないことかもしれないね
過去の自分をないがしろにしちゃうのはね
悔しい気持ちを悔しいままに
恥ずかしい気持ちを恥ずかしいままに
喜びも怒りもそのままに
未来の自分には気にする必要ないちっぽけな悩みになってしまうのは仕方ないことだけど
それを写真のように収めておく価値は
一日少し指を動かすだけのコストと比べると
大きいな
節目節目に残すのも
連続した日常をかいて
動画みたいに楽しむのも良いかもしれないね
かといって読み返すことはほとんどないんだけど